【受験生応援】夜勉のお供に要注意?歯科医師がエナジードリンクをおすすめしない理由
受験生の皆さん、そして受験生をサポートするご家族の皆さん、毎日遅くまでの勉強、本当にお疲れ様です。いよいよ受験本番という方も多いこの時期。プレッシャーや睡眠不足と戦いながら、机に向かっていることと思います。
眠気を吹き飛ばし、集中力を高めるために**「エナジードリンク」**を飲んで気合を入れている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、私たち医療従事者の立場からすると、受験生のエナジードリンクの常用はあまりおすすめできません。今日は、受験生の皆さんの「歯」と「体」を守るために、その理由とおすすめの対策をお話しします。
エナジードリンクが引き起こす3つのトラブル
エナジードリンクを飲みながら勉強を続けると、次のようなリスクが高まります。
1. 「ダラダラ飲み」によるむし歯の急増
エナジードリンクには、飲みやすくするために大量の砂糖が含まれています。 勉強中に少しずつチビチビと飲む(ダラダラ飲み)習慣がつくと、お口の中が常に「酸性」になり、むし歯菌にとって天国のような環境が続いてしまいます。「試験が終わったら、むし歯だらけになっていた…」という受験生は、実は少なくありません。
2. 歯が溶ける「酸蝕歯(さんしょくし)」のリスク
エナジードリンクは非常に強い「酸性」の飲み物です。 歯の表面のエナメル質は酸に弱く、pH5.5以下の酸に触れ続けると溶け始めてしまいます。多くのエナジードリンクはこれよりはるかに強い酸性(pH3〜4程度)を持っています。頻繁に飲んでいると、むし歯菌がいなくても歯が溶けて薄くなったり、知覚過敏を引き起こしたりする**酸蝕歯(さんしょくし)**のリスクが高まります。
3. カフェインと糖分の過剰摂取による「血管」への負担
お口の中だけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼします。 大量のカフェインや糖分を一気に摂取すると、血圧や心拍数が急上昇し、血管や心臓に大きな負担をかけてしまいます。一時的に目は覚めても、その後に動悸(どうき)がしたり、急上昇した血糖値が急降下するタイミングで、かえって強いだるさや眠気に襲われたり(シュガークラッシュ)することも。集中力を維持したい受験生にとって、実は逆効果になりかねないのです。
眠気覚まし&集中力アップの「体に優しい」代替案
「でも、眠気はどうやって覚ませばいいの?」という方へ、歯と血管に優しく、集中力を高める方法を提案します。
- 水分補給は「水」か「お茶」で 基本の飲み物は、お水や麦茶など糖分のないものにしましょう。カフェインが欲しい場合は無糖のコーヒーや紅茶にし、飲みすぎに注意してください。飲んだ後にお水を一口含むだけでも、お口の中の酸性化を防げます。
- 「キシリトールガム(100%)」を噛む 実はこれが一番のおすすめです!「噛む」という動作は脳の血流を良くし、眠気覚ましや集中力アップに直結します。さらに、キシリトール100%のガムならむし歯を防ぎ、唾液の分泌を促して歯を守ってくれる効果もあります。
- 軽いストレッチと換気 5分だけ立ち上がって深呼吸したり、窓を開けて冷たい空気を吸ったりするだけでも、脳に酸素が行き渡り頭がスッキリします。
最後に:万全の体調で本番へ!
一生懸命勉強した成果を本番で100%発揮するためには、体調管理が何よりも大切です。試験直前や当日に「歯が痛い」「体がだるい」なんてことにならないよう、少しだけ飲み物にも気を配ってみてくださいね。
[歯科医院名]のスタッフ一同、受験生の皆さんが桜を咲かせられるよう、心から応援しています!息抜きがてらの検診やクリーニングも大歓迎ですので、いつでも頼ってくださいね。
頑張れ、受験生!
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新橋赤レンガ通り歯科クリニック
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