知って得する！
歯科の医療費控除について

自費のインプラント、入れ歯、白いかぶせ物や詰めもの、歯の矯正は高額な治療です。
医療費控除で税金が戻ってくるというけど、実際のところどうなのでしょうか？

おおよそ下記のとおりです。

年間医療費と年収による還付金額

例えば年収600万円の方が100万円のインプラント治療をした場合、医療費控除の確定申告をする事で18万円の還付を受けることができ、実質82万円でインプラント治療を受けたことになります。
年収の多い方だと還付額はもっと多くなるので、実質の治療費は安く済むという計算になります。

医療費控除って？

「医療費控除」とは、生計をともにしている家族の1/1〜12/31までの１年間の医療費の合計が10万円を超える場合、「確定申告」を行うことで税金が還付される制度です。

「そんなことができるたんだ！」「申告をしそびれてしまった」という方もご安心ください。確定申告は5年遡って還付を受けられます。

医療費控除の対象は？

どんな治療が医療費控除の対象なのか？下記の通りです。

●インプラント治療や金（ゴールド）、セラミックなどの被せもの
●発育段階の子供の不正な噛み合わせ改善のための矯正治療
●成人の噛み合わせ改善のための矯正治療
●自費（保険外）の入れ歯
●歯科ローンにより支払った治療費
●通院のための電車、バス、タクシーなどの交通費
●子どもの付き添いで通院した場合の交通費

控除の対象にならないものは下記のとおりです。

●ホワイトニング治療、容貌を改善する目的の矯正治療
●歯科ローンの金利、手数料
●通院に自家用車を使用した場合の駐車料金、ガソリン代など

こうした制度は利用しないと損です！
自費治療で高額の治療費がかかった方は医療費控除の申告をお忘れなく！
還付を受けましょう。
※遡って申告することも可能です。
詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。