むし歯の再発について

こんにちは！新橋赤レンガ通り歯科クリニックです。

今回は、なぜ一度治療した歯に虫歯が再発するかのお話です。

基本的にむし歯の治療は、虫歯になったところを除去してできた穴を、

歯の代わりになるもので補います。

この自分の歯と被せ物や詰め物の境目に使うセメントは、接着力はとても強いですが,

硬さはそれほどでもありません。

そのため、お口の中で長い間使っていると、少しずつ剝がれていくことになります。

最終的には,そこから細菌がはいって虫歯が再発してしまうのです。

さらに、歯医者の治療で使う銀歯は、使っているうちに境目が少しずつ錆びてきて、

隙間ができやすいです。その隙間も細菌の侵入には十分なものになります。

これを防ぐためには、出来るだけ接着剤の使用量がすくなくて済むような

精度のいい被せものを、出来るだけお口の中に入っていても劣化しづらい材料で

作る必要があります。

歯医者さんで被せ物をする際には、担当の先生とよく話し合って、

その治療を受けることでどういったメリット・デメリットがあるかを理解した上で

治療法を選んでいただきたいです。