舌が痛い…その原因は?病気との関係も解説します

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「舌がヒリヒリする」「味がおかしい気がする」「触れるとチクチク痛い」
そんな症状を感じたことはありませんか?

舌の痛みは、一時的なものから病気が隠れているケースまでさまざまです。今回は、舌の痛みの原因と考えられる病気、そして受診の目安について解説します。

舌の痛みの主な原因とは?

舌が痛むといっても、原因が舌そのものにある場合と、それ以外のところにある場合に分けられます。

1. 舌自体に原因があるケース

以下のような状態が挙げられます:
• 口内炎:ストレスや免疫低下、栄養不足でできやすい
• 舌炎:刺激物の摂取や感染症による炎症
• 舌痛症(ぜっつうしょう):見た目に異常がないのに痛みを感じる慢性の状態
• 舌がん:しこりや出血を伴う痛み。治療には早期発見が重要です
• 白板症(はくばんしょう):舌の表面が白くなり、がんの前段階となることも
• 口腔乾燥症(ドライマウス):唾液の分泌が減って炎症や痛みの原因になる

2. 舌以外に原因があるケース
• 入れ歯や歯の尖りによる刺激
• 神経の異常(顔面神経痛や帯状疱疹後神経痛など)
• 鉄・ビタミンB群などの栄養不足
• 糖尿病や貧血などの全身疾患
• ストレスや過労による自律神経の乱れ

痛みだけじゃない?舌の異変の症状

舌の不調は「痛い」だけにとどまりません。次のようなサインにも要注意です。
• ヒリヒリ・ピリピリとした痛み
• ビリビリした痺れ
• 焼けるような熱感
• 味が分かりにくい・苦く感じるなどの味覚異常
• 舌が乾いてピリピリする乾燥感

舌の痛みへの治療法は?

症状の原因によって治療法は大きく異なります。

【原因がはっきりしている場合】
• 口内炎や感染症 → 抗炎症薬や抗菌薬の処方
• 入れ歯や歯の調整 → 歯科的な対応
• 栄養不足 → 食事指導やサプリメントの処方
• 口腔乾燥症 → 唾液の分泌を促すケアや保湿剤の使用

【原因が特定できない場合】
• 舌痛症など → 痛み止めや神経に作用するお薬、生活習慣の見直し、ストレスケアなどを組み合わせて対応します

受診の目安

次のような症状がある場合は、歯科や口腔外科の受診をおすすめします。
• 舌の痛みが1週間以上続く
• 痛みの原因が分からない
• 舌にしこりやただれ、出血がある
• 味覚の異常や舌の動かしにくさを感じる

まとめ

舌の痛みには、さまざまな原因が隠れています。特に、見た目ではわかりにくい病気が背景にある場合もあるため、自己判断せずに専門の医療機関で相談しましょう。

気になる症状がある方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください

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