奥歯が少ないとアルツハイマー型認知症が増える?歯と脳の健康の深い関係
奥歯の本数と認知症の関係
近年の研究で「奥歯が少ない人ほどアルツハイマー型認知症のリスクが高まる」という報告が注目されています。
奥歯は食べ物をしっかり噛むために欠かせない歯であり、その“噛む力”が脳を活性化する大切な刺激になるのです。
なぜ奥歯を失うと認知症リスクが高まるのか
- 噛む刺激が減る → 脳の血流が低下し、認知機能が低下しやすくなる
- 栄養状態が悪くなる → 食事の質が下がり、脳に必要な栄養が不足しやすい
- 社会性の低下 → 歯を失うことで会話や外出が減り、心身の活動が低下する
こうした要因が重なることで、アルツハイマー型認知症をはじめとした認知症のリスクが高まると考えられています。
奥歯を守るためにできること
- 定期的な歯科検診
虫歯や歯周病は早期発見・早期治療が大切です。 - 噛む力を補う治療
失った奥歯は放置せず、入れ歯やインプラント、ブリッジなどで噛む力を回復させましょう。 - 予防習慣の徹底
毎日の歯磨き・フロス・歯間ブラシに加え、プロのクリーニングを取り入れると予防効果が高まります。
インプラント治療は「認知症予防」にも有効
奥歯を失った場合の選択肢として、インプラント治療は特におすすめです。
- 自分の歯のようにしっかり噛める
- 顎の骨が痩せるのを防ぎ、顔の輪郭や若々しさを保てる
- 噛む刺激を脳にしっかり伝えられる
つまり、インプラントは「見た目」や「食事の楽しみ」だけでなく、脳への刺激を維持し、アルツハイマー型認知症の予防にもつながる治療法なのです。
まとめ
奥歯を残すことは「噛む力」を維持し、脳の健康を守ることにつながります。
もし奥歯を失ってしまった場合も、インプラント治療でしっかり噛む力を取り戻せば、将来の認知症予防につながります。
当院では、歯の保存治療からインプラントまで幅広く対応し、皆さまの奥歯の健康と脳の健康をサポートしています。
気になる方はお気軽にご相談ください。
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新橋赤レンガ通り歯科クリニック
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