歯科医師が教える!歯と体の健康を守る絶品レシピ3選
「食事って、歯医者さんに関係あるの?」そう思われる方も多いかもしれません。実は、健康な歯を保つためには、日々の食事がとても大切なんです。今回は、歯科医師の視点から「歯と体の健康」を考えた、美味しくて簡単なレシピを3つご紹介します。
レシピ① 骨まで食べられる!イワシとトマトの梅煮
カルシウムは、健康な歯や骨を作るために不可欠な栄養素です。しかし、食事から十分な量を摂るのは意外と難しいもの。このレシピでは、イワシを骨まで柔らかく煮込むことで、カルシウムを効率よく摂取できます。
【材料】(2人分)
- イワシ:6尾
- トマト:1個
- 梅干し:2個
- 生姜の薄切り:2〜3枚
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 水:100ml
【作り方】
- イワシはウロコと内臓を取り、よく洗う。
- 鍋にイワシ、水、醤油、みりん、梅干し、生姜を入れ、中火にかける。
- 煮立ったら弱火にし、トマトを加えて蓋をする。
- イワシの骨が柔らかくなるまで、約20〜30分煮込む。
【ポイント】
- 梅干しには、唾液の分泌を促す効果も期待できます。唾液は、虫歯の原因菌を洗い流す役割があるので、積極的に摂りましょう。
レシピ② 腸活にも!アボカドと納豆のねばねば和え
唾液の分泌を促し、口内環境を整える「ネバネバ食材」。そして、腸内環境を整えることで、体全体の免疫力を高めてくれる「発酵食品」。これらを組み合わせた、まさに最強の健康レシピです。
【材料】(1人分)
- アボカド:1/2個
- 納豆:1パック
- めんつゆ(3倍濃縮):小さじ1
- ごま油:小さじ1/2
- 大葉:2枚(お好みで)
【作り方】
- アボカドは一口大に切る。
- 納豆をよく混ぜ、付属のタレ、めんつゆ、ごま油と混ぜ合わせる。
- アボカドを加え、全体を軽く和える。
- 器に盛り付け、刻んだ大葉を散らす。
【ポイント】
- 納豆に含まれるポリグルタミン酸という成分が、唾液を増やし、口内の乾燥を防ぎます。
- よく噛むことで、さらに唾液の分泌が促されます。
レシピ③ 疲れた歯茎に優しい!鶏ひき肉と豆腐のふんわりハンバーグ
歯周病などで歯茎が弱っている時は、硬いものを避けたくなりますよね。このレシピは、ふんわりとした食感で、歯茎に負担をかけずにタンパク質をしっかり摂れるのが魅力です。
【材料】(2個分)
- 鶏ひき肉:150g
- 木綿豆腐:1/2丁(約150g)
- 玉ねぎ:1/4個
- パン粉:大さじ3
- 卵:1個
- 塩、こしょう:少々
- ポン酢:お好みで
【作り方】
- 玉ねぎはみじん切りにする。豆腐はキッチンペーパーで包み、軽く水切りをする。
- ボウルに鶏ひき肉、水切りした豆腐、玉ねぎ、パン粉、卵、塩、こしょうを入れ、粘りが出るまでよく混ぜる。
- 生地を2等分して小判形に成形する。
- フライパンに油をひき、中火で両面に焼き色がつくまで焼く。
- 蓋をして弱火にし、中心まで火が通るまで5〜7分蒸し焼きにする。
- お皿に盛り付け、お好みでポン酢をかける。
【ポイント】
- 豆腐を加えることで、ハンバーグがふんわりと柔らかくなります。
- タンパク質は、歯茎の健康な細胞を作るために重要な栄養素です。
いかがでしたか?美味しく食べて、歯も体も健康になる。ぜひ、今日からこれらのレシピを食卓に取り入れてみてください。
【よくある質問】
- 「硬いもの」は歯に悪い?
- 食べ物を「よく噛む」ことは唾液の分泌を促し、歯を強くするメリットがあります。しかし、極端に硬すぎるものは歯が欠けたり、詰め物が取れたりする原因にもなります。バランス良く食べることが大切です。
- 甘いものはやっぱりダメ?
- 糖分は虫歯菌の栄養源になります。甘いものを食べた後は、歯磨きをしたり、口をゆすいだりして、口の中に糖分が残らないようにしましょう。
日々の食事から、一緒に歯の健康を守っていきましょう!
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