歯石ってどうしてできるの?放置するとどうなる?【新橋赤レンガ通り歯科クリニック】

こんにちは。
港区新橋にある新橋赤レンガ通り歯科クリニックです。

「歯石」とは、歯の表面にこびりついた硬い汚れのこと。
歯磨きをしてもザラつきが残る、歯ぐきのまわりに白っぽい・黄ばみのあるかたまりが見えるという方は、歯石がついている可能性があります。

今回は、歯石ができる原因と、放置するとどうなるのかを詳しくご紹介します。

歯石とは?

歯石は、歯垢(プラーク)が固まって石のようになったものです。
歯垢は食べかすや細菌の集まりで、放置すると唾液中のカルシウムやリン酸と結合して硬化します。
一度歯石になると、歯ブラシでは落とせなくなるのが特徴です。

歯石ができるまでの流れ
 1. 食後、歯の表面に歯垢が付着する
 2. 歯磨きで取りきれなかった歯垢が残る
 3. 約2〜3日で歯垢が固まり始める
 4. 1週間ほどで歯石化(硬くなって定着)

特に、下の前歯の裏側や上の奥歯の外側などは唾液腺が近く、歯石ができやすい場所です。

歯石を放置するとどうなる?
 1. 歯ぐきの腫れ・出血(歯肉炎)
 歯石の表面には多くの細菌が付着し、炎症を起こして歯ぐきが赤く腫れます。
 2. 歯周病の進行
 歯石が歯ぐきの下に入り込むと、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまうことがあります。
 3. 口臭の悪化
 歯石に細菌が繁殖すると、強い口臭の原因になります。
 4. 歯の見た目が悪くなる
 黄ばみや黒ずみが目立ち、清潔感を損なう原因にもなります。
 5. むし歯のリスク上昇
 歯石の周囲に歯垢がたまりやすくなり、むし歯の原因にもなります。

歯石は自分で取れる?

残念ながら、歯石は自分で完全に取ることはできません。
無理に削ろうとすると歯や歯ぐきを傷つける危険があります。
歯石除去は、歯科医院で専用の器具を使って安全に行うことが大切です。

歯石を防ぐセルフケア
 1. 毎日の丁寧な歯磨き
 歯石になる前の「歯垢」をしっかり落とすことが何より大切です。
 2. デンタルフロスや歯間ブラシの併用
 歯と歯の間の歯垢を取り除くことで、歯石の付着を防げます。
 3. 食後のうがいや水分補給
 口の中を乾燥させないことも、歯石予防につながります。
 4. 定期的な歯科クリーニング
 3ヶ月に1回程度のプロケアで、歯石の除去と歯周病予防が可能です。

まとめ

歯石は一度つくと自然には取れません。
放置すれば歯周病や口臭の原因となり、最悪の場合は歯を失うこともあります。

「最近歯の表面がザラザラする」「歯ぐきが腫れてきた」と感じたら、早めに歯科でのクリーニングを受けましょう。

新橋赤レンガ通り歯科クリニックでは、歯石除去や歯周病予防のクリーニングを丁寧に行い、患者さまのお口の健康をサポートしています。

新橋赤レンガ通り歯科クリニック ご案内

住所:東京都港区新橋4-5-15 新橋新和ビル2F
電話番号:03-3436-4618
診療時間:平日 10:00〜13:00/14:00〜19:00(土日祝休診)
アクセス:JR・東京メトロ「新橋駅」から徒歩5分

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