暖かい飲み物で歯がしみる?ホットドリンクの注意点

寒い季節、温かいコーヒーや紅茶、スープが恋しくなりますね。
でも、「熱い飲み物を飲んだときに歯がキーンとしみる…」という経験はありませんか?

それは知覚過敏のサインかもしれません。
新橋赤レンガ通り歯科クリニックが、冬に注意したいホットドリンクと歯の関係について解説します。

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 なぜ“熱い飲み物”で歯がしみるの?

歯は、エナメル質 → 象牙質 → 神経(歯髄)の順に重なっています。
エナメル質がすり減ったり、歯茎が下がったりすると、象牙質が露出し、
その中にある象牙細管(小さな管)を通じて刺激が神経に伝わりやすくなります。

その結果、
• 熱いものや冷たいものがしみる
• 歯ブラシを当てると痛い
• 冬の外気でもキーンと感じる

といった知覚過敏の症状が出るのです。

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 実は「ホットドリンク」にも注意が必要!

冬に人気の温かい飲み物の中には、歯を溶かしやすい酸性飲料や着色・糖分が多いものも多くあります。
特に、「酸性+熱」という組み合わせは、エナメル質を軟化させやすく、知覚過敏を悪化させる原因になることもあります。

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 しみる歯を守るための3つの工夫
1. 飲み物の温度を“ぬるめ”に
 熱すぎる飲み物は歯や歯茎に刺激を与えます。40〜50℃くらいが目安。
2. 飲んだ後はすぐに歯を磨かない
 酸性飲料の後は、エナメル質が一時的に柔らかくなっています。
 30分ほど時間をあけてからブラッシングを。
3. 知覚過敏用の歯磨き粉を活用する
 フッ素や硝酸カリウム配合の歯磨き剤を使うと、痛みを軽減しやすくなります。

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 しみる症状が続くときは歯科へ

一時的なしみでも、放っておくと歯周病・虫歯・歯ぎしりが原因で悪化している場合もあります。
特に冬は、寒さや乾燥で歯茎が下がりやすく、知覚過敏の症状が出やすい季節です。

新橋赤レンガ通り歯科クリニックでは、
知覚過敏の原因を丁寧に調べ、コーティング治療・咬み合わせ調整・ケア指導などを行っています。
「温かい飲み物で歯がしみる」と感じたら、早めのチェックがおすすめです。

新橋赤レンガ通り歯科クリニック

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東京都港区新橋4-5-15 新橋新和ビル2F

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