歯ぎしりが与える全身への影響

頭痛・肩こり・睡眠の質にも関係する理由【新橋赤レンガ通り歯科クリニック】

こんにちは。
港区新橋にある新橋赤レンガ通り歯科クリニックです。

「朝起きるとあごが疲れている」
「肩こりや頭痛がなかなか治らない」
「夜中に歯ぎしりしていると言われた」

このような症状がある方は、歯ぎしり(ブラキシズム)が原因になっている可能性があります。
実は歯ぎしりは、歯だけでなく全身の不調にも強く影響することがあるのです。

ここでは、歯ぎしりが体に与える影響と、改善に向けた対策についてわかりやすく解説します。

歯ぎしりとは?

眠っている間に、無意識で歯を強くこすり合わせたり、噛みしめたりする習慣のことです。
特にストレスや疲労が多い現代では、歯ぎしりの患者さんが増えています。

歯にかかる力は、通常の噛む力の約5〜10倍と言われており、放置することで様々なトラブルを引き起こします。

歯ぎしりが全身に与える影響

1. 頭痛の原因になる

強い力で噛みしめることで、側頭筋(こめかみ周辺の筋肉)に負担がかかり、
筋肉の緊張によって片頭痛のような痛みが出ることがあります。

2. 肩こり・首のこりが悪化

あご周りの筋肉と肩・首の筋肉は連動しています。
噛みしめや食いしばりが続くことで、肩こり・首こりが慢性化することがあります。

3. 睡眠の質が下がる

睡眠中に歯ぎしりが起きると、深い眠り(ノンレム睡眠)が妨げられ、
「寝ても疲れが取れない」「日中眠い」という状態になりやすくなります。

4. 顎関節症の原因に

あごの関節に負担が集中し、口を開けにくい・カクッと音が鳴るなどの症状が出ることがあります。

5. 歯が削れる・欠ける

強い力が繰り返し加わることで、歯がすり減り、知覚過敏の原因になります。

6. 詰め物や被せ物が割れる

治療した部分の破損も多く、再治療が必要になることもあります。

歯ぎしりを放置するとどうなる?

・歯が平らに削れる
・歯の根元が欠ける
・エナメル質が薄くなり、しみやすくなる
・顎関節症が悪化
・全身の疲労を感じやすくなる

こうした症状は、気づかないうちに進行してしまうため、早めの対策が大切です。

自分でできる歯ぎしり対策

1. ストレスを溜めない習慣をつくる

深呼吸・軽い運動・入浴などで心身をリラックスさせることが大切です。

2. スマホのうつむき姿勢に注意

姿勢が悪いと噛みしめが強くなるため、スマホやPCの使い方も見直しましょう。

3. 日中の噛みしめ癖をチェック

集中していると無意識に噛みしめや食いしばりが起こります。
「上下の歯は普段、当たらない」が正しい位置なので意識してみてください。

ナイトガードで睡眠中の負担を軽減

最も効果的なのが、ナイトガード(就寝時に装着するマウスピース)です。
ナイトガードには次のようなメリットがあります。

・歯や詰め物が削れるのを防ぐ
・顎関節の負担を軽くする
・噛みしめの力を分散
・頭痛・肩こりの軽減につながる
・睡眠の質が向上することも

当院では、お口にぴったり合わせたオーダーメイドのナイトガードを作成しています。

こんな症状がある方はご相談ください

・朝、あごが疲れている
・肩こりや頭痛が続く
・歯がしみる
・歯が欠けやすい
・家族に歯ぎしりを指摘された
・ストレスが多い

放置せず、早めのケアが健康につながります。

新橋赤レンガ通り歯科クリニック ご案内

住所:東京都港区新橋4-5-15 新橋新和ビル2F
電話番号:03-3436-4618
診療時間:平日 10:00〜13:00/14:00〜19:00
(土日祝休診)
アクセス:JR・東京メトロ「新橋駅」から徒歩5分