唾液の役割とは？少ないとどうなる？
歯科衛生士が徹底解説
新橋赤レンガ通り歯科クリニック
唾液って実はすごい
口の中で働く「天然の守り」
普段あまり意識されない「唾液」ですが、実はお口の健康を守るためにとても重要な役割を担っています。
唾液が少なくなると、虫歯や歯周病、口臭などさまざまなトラブルの原因になることも。
今回は唾液の役割について、歯科衛生士の視点からわかりやすく解説します。
唾液の主な5つの役割
① 口の中を清潔に保つ【自浄作用】
唾液には、食べかすや細菌を洗い流す働きがあります。
唾液が十分に分泌されていると、細菌が増えにくく、虫歯や歯周病の予防につながります。
唾液が少ないと、汚れが停滞しやすくなります。
② 虫歯を防ぐ【再石灰化作用】
歯は毎日の飲食で少しずつ溶けています（脱灰）。
唾液には、溶けた歯を修復する「再石灰化」を促す成分（カルシウム・リン）が含まれています。
唾液は天然の修復液とも言えます。
③ 酸を中和する【緩衝作用】
食後、お口の中は酸性に傾きます。
唾液はその酸を中和し、歯が溶けにくい環境へ戻してくれます。
ダラダラ食べ・飲みが虫歯になりやすいのは、この働きが追いつかないためです。
④ 食べる・飲み込むのを助ける
唾液が食べ物をまとめ、飲み込みやすくします。
唾液が少ないと「食べづらい」「喉に詰まりやすい」と感じることも。
⑤ 口臭予防
唾液には抗菌作用があり、口臭の原因菌の増殖を抑えます。
口が乾くと、口臭が強くなるのはこのためです。
唾液が少なくなる原因とは？
•ストレス
・緊張
•加齢
•口呼吸
•水分不足
•薬の副作用
•過度なダイエット
特にストレスや生活習慣による唾液分泌の低下は、若い方でも増えています。
唾液を増やすためにできること
•よく噛んで食べる
•こまめな水分補給
•キシリトールガムを噛む
•口呼吸を改善する
•定期的な歯科検診・クリーニング
唾液の分泌量やお口の状態は、歯科医院でチェックできます。
唾液が気になる方は新橋赤レンガ通り歯科クリニックへ
新橋赤レンガ通り歯科クリニックでは、
虫歯・歯周病予防はもちろん、唾液量や口腔内環境を考慮したケア・アドバイスを行っています。
「口が乾きやすい」
「最近虫歯ができやすい」
「口臭が気になる」
そんなお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
アクセス
新橋赤レンガ通り歯科クリニック
•住所：東京都港区新橋4-5-15 新橋親和ビル2F
•電話番号：03-3436-4618
•アクセス：新橋駅 徒歩5分
•診療時間：午前 10:00〜13:00
午後 14:00〜19:00
•休診日：土・日・祝