【毎月30日はEPAの日】青魚の栄養が歯周病予防に効く理由を解説
こんにちは。新橋赤レンガ通り歯科クリニック、院長の後藤です。
毎月30日が「EPAの日」に制定されているのをご存知でしょうか? 「29日(肉の日)に肉を食べた次の日(30日)は魚を食べ、バランスの良い食生活を送ってほしい」という思いから制定された記念日です。
EPA(エイコサペンタエン酸)は、サバやイワシなどの青魚に多く含まれるオメガ3系の必須脂肪酸です。中性脂肪を減らし、動脈硬化などの生活習慣病を予防する成分として有名ですが、実は**「歯周病予防」をはじめとしたお口の健康にも非常に重要な役割**を果たします。
今回は、歯科医師の視点からEPAの魅力についてお話しします。
EPAがお口の健康にもたらす2つのメリット
1. 歯周病の「炎症」を抑える 歯周病は、細菌の感染によって歯茎に炎症が起こり、進行すると歯を支える骨が溶けてしまう病気です。EPAには強力な「抗炎症作用」があり、体内で炎症を引き起こす物質の生成を抑える働きがあります。これにより、歯茎の腫れや出血を和らげ、歯周病の進行を抑える効果が期待できます。
2. 歯茎の毛細血管の血流を改善する EPAには血液をサラサラにする効果があります。歯茎には無数の毛細血管が張り巡らされており、血流が良くなることで、酸素や栄養素が隅々まで行き渡ります。細胞の修復が促されるため、健康で引き締まった歯茎を保つことに繋がります。
忙しい方必見!手軽なEPAの摂り方とおすすめの食べ合わせ
EPAは体内でほとんど作ることができないため、食事から摂取する必要があります。とはいえ、毎日お仕事をされていると、ご自宅で魚を調理するのは少しハードルが高いかもしれません。
そこでおすすめなのが**「サバ缶」や「イワシ缶」**の活用です。 缶詰であれば調理の手間がなく、骨ごと食べられるためカルシウムも豊富に摂取できます。
また、EPAを摂る際は緑黄色野菜との組み合わせが非常に効果的です。 青魚の脂質は酸化しやすいため、抗酸化作用の強いビタミン類(にんじんやカボチャなどに含まれるβカロテンなど)と一緒に食べることで、EPAが酸化するのを防ぎ、効率よく体内に吸収されます。サバ缶を使ったトマト煮込みや、サラダへのトッピングなどが手軽でおすすめです。
全身の健康はお口の中から
私たちのお口は、食べたものが最初に入る「全身の入り口」です。 口内の炎症(歯周病)を放置すると、炎症物質が血流に乗って全身に運ばれ、糖尿病や心疾患のリスクを高めることがわかっています。逆に言えば、日々の食事で適切な栄養を摂り、お口の健康を保つことが、全身の健康を守る第一歩となります。
当院では、できるだけ歯を削らずに残す「保存修復」の観点からも、日頃の予防とメンテナンスを何よりも大切にしています。 「最近、歯医者に行っていないな」という方は、ぜひお気軽に定期検診へお越しください。あなたのお口と全身の健康づくりを、しっかりとサポートさせていただきます。
▼医院情報
新橋赤レンガ通り歯科クリニック
住所:〒105-0004 東京都港区新橋4-5-15 新橋新和ビル2F
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