歯科クリニックのブログ:ハロウィンと歯科治療を考える

10月といえば、街がオレンジと黒に彩られるハロウィンの季節ですね!カボチャの飾り付けや、可愛らしい仮装に心が躍ります。
しかし、歯科医師の視点から見ると、ハロウィンで配られる**「お菓子」と「虫歯のリスク」**が気になるところです

ハロウィンと虫歯の関係
ハロウィンで大量にもらうお菓子の中には、特に虫歯になりやすいものが含まれています。
- キャンディやキャラメル:
- 理由: 砂糖が多く、口に入れている時間が長い、そして歯にへばりつきやすいという特徴があります。虫歯菌は、この「甘いものが口の中に長く留まる時間」が大好きです。
- 「ちょこちょこ食べ」が一番危険!:
- 一度にたくさん食べるよりも、時間をかけて少しずつお菓子を食べ続ける方が、お口の中が酸性になる時間が長くなり、虫歯のリスクが格段に高まります。
歯科治療を遠ざけているのは、もしかして…?
ハロウィンといえば、ドラキュラやジャック・オー・ランタンなど、ちょっと怖いキャラクターも登場しますね。
実は、**「歯医者さんは怖い」「痛い」というネガティブなイメージは、お口の中が「怖い状態」**になってしまっていることが多いかもしれません。
- 治療が長引くケース:
- 虫歯が神経まで進行したり、歯周病が進んでから受診すると、根の治療や歯周病治療など、時間のかかる処置が必要になります。
- 「痛い」と感じる処置:
- 麻酔が必要なほど進行した虫歯や、歯周病の深い部分の歯石取りなど、病状がかなり進んでからの治療は、やはり大変になりがちです。
ハロウィンを「お口の健康」を考えるきっかけに!
ジャック・オー・ランタンのように歯が抜けたり、虫歯になっていないか、この機会にチェックしてみませんか?
早期発見・早期治療が、歯科治療を「怖い」「痛い」「長い」ものから、「短く」「快適な」ものに変える一番の近道です。
定期的な健診でお口の健康を守り、「痛くなる前に治す」習慣をつけましょう。そうすれば、歯医者さんは決して怖い場所ではなくなりますよ!
ハロウィンのお菓子を楽しみつつ、食後の歯磨きやフロスを忘れずに!
新橋赤レンガ通り歯科クリニック
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